ブレーキシューM50Tは停まらない
トーキョーバイクSS(シングルギア)は、あまり距離は乗らないのですが、1年に一度はブレーキシューを交換するようにしています。
これぐらいの頻度で換えれば、ネジにグリスをつけなくても固まって取れなくなるなんてことはありません。(雨の日に乗ってサビさせたりしたら別ですよ 笑)
トーキョーバイクには、元はたしかTEKTROのブレーキシューがついていたのですが、こいつは真っ黒くろすけ野郎で、一度でも乗ると、ホイールのリムが超汚れます。なので、交換はいつもシマノのSORAにしています。
いつも通り、amazonでポチッとしたのですが…
▼シマノのM50Tは停まらない
交換後に試走してはじめて気付いたのですが、間違った種類を買ってしまいました。これまで何度が買ったことがあるので、amazonで画像をパッと見ただけで、品番までチェックしなかったのがまずかった……。
シマノのブレーキシューM50Tは、ぜんぜん停まりません! スピードを落とすことはできますが、恐ろしいぐらい停まりません。なぜこんなものが売られているのか、疑問に感じるほどです。
▼R50T2はビシッと停まる
私が買いたかったのは、R50T2。これはバチッと停まります。停まりたいところで、ビシッと停まってくれます。
音鳴りはひどいんですけどね……。気温や湿度の変化に弱いのか、1週間ぐらい乗らないでいると、すぐに音鳴りします。ただし数回ブレーキをかければ音はやむので、あまり気にしません。
すぐに買い直しました。届いたら、また交換作業です。あーあ、面倒くさいなぁ(笑)。
▼自己判断でブレーキシューの種類を換えるのは危険です
トーキョーバイクSSにR50T2を使えることは、自転車屋さんで確認済みです。
よく通販ショップのレビューや個人ブログで、ブレーキアーチ(ブレーキの本体=鉄の部分のこと)との互換性をまったく無視して、グレードの高いブレーキシューをつけている書き込みを見かけますが、危険です。
ブレーキシューの威力に、アーチの強度が耐えられないからです。
最悪の場合、ブレーキを掛けたら、ブレーキ本体が曲がったり取れたりします。超超超危険なので、ブレーキシューを完成車についていた種類と別のものにするときは、必ず互換性をチェックしてくださいね。
初めて交換するときは、工賃も時間もかかりますが、自転車屋さんでやってもらったほうがいいですよ。そのときに互換性のあるものを教えてもらいましょう。
Ride safe!