トピークのミニモーフなら、パンクも怖くない
初心者にやさしい解説を心がけているチャリダー★ライターです。今回は、まさかのパンクのときに必要な携帯ポンプについて。
私が愛用しているのは、トピークのミニモーフ。(黄色い反射テープはオリジナル。サイクルジャージの背中に入れると、夜はいい具合に目立ちます)
実は、私はパンクした経験がありません。だからこれまでこいつの出番はなかったのですが、先日、自宅のフロアポンプが壊れたので、急遽使うことになりました。
まさか自宅で携帯ポンプを使う羽目になるとは……。
ミニモーフなら、楽に空気を入れられる
ミニモーフのいいところは、バルブにホースが付いているところと、足で踏んで固定できる台があるところ。このおかげで、フロアポンプのように空気を入れられます。
スコスコ、スコスコ、あっという間に充填できました。普段通りの高圧充填……とまではいきませんでしたが、タイヤを触った感じで6.0barぐらいはいけました。(ちなみに普段は6.5barで乗っています)
パンク修理に時間をかけられないレースや自転車通勤に使うならボンベタイプがいいと思いますが、携帯ポンプには困っている人を気軽に助けられるというメリットがあります。
ボンベは人にあげたらそれで終了。その後、自分がパンクしたらアウトですから、気軽に人を助けるわけにはいきません。
マイナス面はサイズと重さ
ミニモーフのサイズは26cm、重さは170gなので、正直ちょっと大きいし重いです。でもシリンダー直結バルブとは比較にならないぐらいポンピングが楽なので、我慢できます。
スポーツ自転車の初心者や、仲間を連れて走る隊長さんにおすすめです。
パンクを防ぐ、たった2つの注意点
たくさん走っていれば、それだけパンクにあうリスクは増えます。でも、たった2つのことを気をつければ、リスクは大幅に減らせます。
- 乗る前には、必ず空気を入れる。
毎日通勤で10km、20km走る程度であれば、2、3日に一度でいいかもしれませんが、乗るのが週末だけとかいう場合は、乗車前に必ず空気を入れます。
空気圧を測るゲージ(計器)の付いたフロアポンプで、規定値までしっかり入れます。
- 路肩を走らない。
路肩は走るところではありません。排水のための側溝があるし、傾斜もついているし、事故車両のものと思われるガラス片も落ちているので大変危険です。路肩を走るのは、車道の危機を回避するときだけ。ここをしょっちゅう走っていたら、必ずパンクします。
自転車が走るべき場所は、車道です(もちろん車道の左側、車と進行方向を同じにして走ります)。
私はこれで、2万3000kmを基本的に無パンクで過ごしています。タイヤはレース用ではありませんが、そこそこ肉薄のものを使っています(交換時の懐具合によりますが……)。パンクに悩まされている方は、ぜひお試しくださいね。
Ride safe & fun ride!
#追記(2015年11月22日)
パンク対策、1つ書き忘れていました。それは「走ったあとは、必ずタイヤを見ること」です。異物がささっていないかチェックします。
タイヤの種類にもよりますが、小さなガラス片が刺さっていることがよくあります。見つけたら、小さなマイナスドライバー(メガネの修理に使うやつがおすすめ)で、やさしくほじって取り除いてくださいね。