チャリダー★ライターの「カクシゴト」

東京在住のライターは何を考えているのか?

ガラス片がブレーキシューとリムに刺さった場合の応急処置

異常発生。ブレーキをかけると、シャッ、シャッ、シャッと一定間隔で、同じ音がした。嫌な予感。

急いで自転車を降りて確認すると、案の定、ガラス片がブレーキシューに食い込んでいた。爪とマイナスドライバーで破片を地道に取り除く。

傷だらけのブレーキシュー

よく見ると、リムにも小さなガラスが食い込んでいた。しかも複数! まいったな……。

リムは柔らかいので慎重に

リムは柔らかいので、なるべくドライバーは使わずに爪で取り除いたが(あれば針か千枚通しがいいんだけど、サイクリング中にそんなものは持ってない)、バリが出てしまった。このままでは、バリがシューを削ってしまう。

こんなときは、目の細かい紙ヤスリ(1000番ぐらい)が必要。私は小さいものをいつもツール缶に入れているので、それでバリを優しく撫でてトゲを平らにした。

リムの傷痕
#分かりづらいけど、「C」と「2」の上にポツンとある点がバリをとった所。

※紙ヤスリをリムに当てるときは慎重に。リムはとっても柔らかいので、簡単に削れてしまいます。バリをひと撫でしてチェック、ひと撫でしてチェックの繰り返しで平らにしていきます。

バリを取り除き、気を取り直して再出発。しかし、1時間もロスしてしまったので、遠出はあきらめ、適当に近場を走って帰宅。

ブレーキシューの凸凹は紙ヤスリで平らにする

ブレーキシューは、1カ月前に交換したばかりの新品。もったいないので、紙ヤスリで平らにすることにした。

紙ヤスリで削る作業は、丈夫で平らな台の上でやらなきゃいけないのだけれど、残念ながら家にそういう台はない。なので、玄関の床(平らでツヤツヤ)でやることに。

ブレーキシューをヤスリで平らに

まずは粗めの240番の紙ヤスリで凸凹をならす。仕上げはリムにも使った目の細かい1000番で磨く。

ブレーキシュー、ヤスリがけ前と後
#ちょっとまだ粗いけど、ま、いいでしょう。けっこう削ったので。

思わぬことで時間を食ってしまった。次回は楽しく走れますように。(※まさかの追記あり。下部参照)

今日も来てくれて、ありがとうございます。
この時期の機材トラブルは、対処中の寒さが堪えますね。気をつけましょう。
Ride safe and fun!

【パブリックコメントは2015年12月22日まで!】
【急募】自転車好きの方、協力してください。国交省と警察庁が意見を求めています
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【まさかの追記】
翌日、再びガラスアタックに遭い、撃沈されました。今度はリムにぐるっと一周、こまかい破片が……。現場で応急処置後、家に帰ってから千枚通しで一つひとつガラスを取り除き、凸凹をならすため1000番のヤスリを乾電池に巻き付けて研磨。ブレーキシューも相当なダメージを受けたので交換予定です。