ガラス片がブレーキシューとリムに刺さった場合の応急処置
異常発生。ブレーキをかけると、シャッ、シャッ、シャッと一定間隔で、同じ音がした。嫌な予感。
急いで自転車を降りて確認すると、案の定、ガラス片がブレーキシューに食い込んでいた。爪とマイナスドライバーで破片を地道に取り除く。
よく見ると、リムにも小さなガラスが食い込んでいた。しかも複数! まいったな……。
リムは柔らかいので慎重に
リムは柔らかいので、なるべくドライバーは使わずに爪で取り除いたが(あれば針か千枚通しがいいんだけど、サイクリング中にそんなものは持ってない)、バリが出てしまった。このままでは、バリがシューを削ってしまう。
こんなときは、目の細かい紙ヤスリ(1000番ぐらい)が必要。私は小さいものをいつもツール缶に入れているので、それでバリを優しく撫でてトゲを平らにした。
※紙ヤスリをリムに当てるときは慎重に。リムはとっても柔らかいので、簡単に削れてしまいます。バリをひと撫でしてチェック、ひと撫でしてチェックの繰り返しで平らにしていきます。
バリを取り除き、気を取り直して再出発。しかし、1時間もロスしてしまったので、遠出はあきらめ、適当に近場を走って帰宅。
ブレーキシューの凸凹は紙ヤスリで平らにする
ブレーキシューは、1カ月前に交換したばかりの新品。もったいないので、紙ヤスリで平らにすることにした。
紙ヤスリで削る作業は、丈夫で平らな台の上でやらなきゃいけないのだけれど、残念ながら家にそういう台はない。なので、玄関の床(平らでツヤツヤ)でやることに。
まずは粗めの240番の紙ヤスリで凸凹をならす。仕上げはリムにも使った目の細かい1000番で磨く。
思わぬことで時間を食ってしまった。次回は楽しく走れますように。(※まさかの追記あり。下部参照)
今日も来てくれて、ありがとうございます。
この時期の機材トラブルは、対処中の寒さが堪えますね。気をつけましょう。
Ride safe and fun!
【パブリックコメントは2015年12月22日まで!】
・【急募】自転車好きの方、協力してください。国交省と警察庁が意見を求めています
【関連記事】
・トピーク「ジョーブロースポーツ」飛ぶ
【まさかの追記】
翌日、再びガラスアタックに遭い、撃沈されました。今度はリムにぐるっと一周、こまかい破片が……。現場で応急処置後、家に帰ってから千枚通しで一つひとつガラスを取り除き、凸凹をならすため1000番のヤスリを乾電池に巻き付けて研磨。ブレーキシューも相当なダメージを受けたので交換予定です。