自転車チェーンオイル「muon(ムオン)」レビュー
容量60mlで約2,000円というVipros チェーンオイルmuon(ムオン)。高いけど、おすすめです。
ムオン(無音?)という名の通り、これをつけるとチェーンの音鳴りが激減します。はじめて使ったときは、あまりの静かさにびっくりしました。
浸透性がいいのに飛散しない
音鳴りが減る以上に、muon(ムオン)のうれしいところは、浸透性がいいのに、飛散しにくいこと。
浸透性が高いとそれだけ流れ出やすいものなので、走ると飛散しがちなのですが、これはそんなことはありません。
乗る前に余分なオイルを乾いた布でさっと拭き取れば、飛散しません。チェーン内部にしみこんだオイルは、ちゃんと内部に留まってくれます。だから走っても、オイルが後輪のリム(ブレーキが当たる部分)に飛び跳ねたりしません。
残念なのは、注ぎ口が太いこと
1つだけ残念な点をあげるとすれば、注ぎ口がちょっと太いので、細かいところ(変速機の内部など)には注油しにくいこと。まぁ、それでも、おすすめできるオイルです。
ちなみに、これまで使っていたオイルはTRIFLOW(トリフロー)のPTFE系 テフロン チェーンルブ。乗り心地はmuon(ムオン)に負けず劣らずいいのですが、こちらは飛散しやすいので、乗車前に余分なオイルを念入りに・念入りに・念入りに拭き取る必要がありました。
オイルはさらさら系が汚れなくていい
muon(ムオン)もTRIFLOW(トリフロー)も、超さらさら系のオイルです。雨には耐えられません。それから、持ちもよくありません。でも、ペダリングが軽いので、快適さ・速さを求める人にはおすすめです。もちろん決戦用にも!
あと、泥やほこりが付きにくいので、メンテナンスを楽にすませたい人にもおすすめします。