ライターじゃない人のための文章作成法
「もう私の順番なの? この前書いたばかりなのに」
会社でゆるめなSNSを社員の持ち回りで書いている場合、書く順番がくるたびに憂鬱になる人は多いと思います。実際にそういう人を目にすることがあるのですが、見ていると、書けないパターンには2つあります。
- 最初の1行でつまずく人……書くのは難しい、と思い込んで書けないパターン
- てんこ盛りで話をまとめられない人……「あれもこれも、ぜーんぶ書きたい」と欲張りすぎて崩壊するパターン
今回は、どちらのパターンにも効くライティングのツボをお伝えします。4つのステップで、簡単に書けるようになります。
「文章」を書くための4つのステップ
- テーマを決める
まずは、何について書くか決めます。テーマは1つだけにしてください。2つも3つも欲張ってはいけません。逆に、1つも決めないのもNGです。 - 材料を集める
テーマについて頭に思い浮かぶこと、関連する出来事・物事を箇条書きします。きちんとした文章にする必要はありません。だからリラックスして、気軽に、気ままに。 - 選んで文にする
ステップ2で集めた材料から、おもしろそうなものだけを選んで、短い文にしていきます。このあたりから、ちょっと読み手を意識して、人に意味が伝わる文をつくります。 - 文をつなげる
ステップ3でつくった短文をつなげます。
このとき大切なのは、つなげる順番です。でも、難しく考える必要はありません。「友だちに話すとき、どういう順番で話せば、最後までおもしろがって聞いてくれそうか」と考えればいいのです。これ、話をするとき、無意識にやっていますよね? それを作文でもやるのです。
文と文のつながりに矛盾がないように気をつけて。最後に整えれば完成です。
以上です。意外と簡単でしょ? だまされたと思ってやってみてください。これで憂鬱とは、おさらばですよー。
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