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チャリダー★ライターの「カクシゴト」

東京在住の広報ライターは何を考えているのか?

トピークとパナレーサー~図らずも空気入れ比較~

お気に入りだったトピークのジョーブロースポーツが壊れたのでリピート購入しようとしたら、リニューアルして「2」になっていました。販売価格は「1」を買ったときの倍。

それほど価値のあるリニューアルには思えなかったので、当時の「1」の値段に近いパナレーサーの「アルミフロアポンプ BFP-04AGA」に浮気しました。

結果、ジョーブロースポーツがいかに優秀だったかを再認識するとともに、これまで気がつかなかったボロが見えてきたので、比較レビューにしてご報告。

トピークとパナレーサー空気入れ比較

[写真]左:トピーク ジョーブロースポーツ
右:パナレーサー アルミフロアポンプ BFP-04AGA

 ベース(土台)に必要なのは重み

ジョーブロースポーツとアルミフロアポンプ BFP-04AGA

安定感があるジョーブロースポーツ

トピーク・ジョーブロースポーツには、圧倒的な安心感があります。足で踏むベースが大きく、かつスチールでできているので、重心が低く、絨毯のような柔らかな床に置いていても倒れません。もちろん空気を入れるときも、本体がふらつくようなことは皆無。

すぐ倒れるアルミフロアポンプ

パナレーサーのアルミフロアポンプは、軽すぎます。絨毯の上では自立しません。すぐ倒れます。こんなに不安定だと恐ろしくて自転車のそばには置けません。倒れてぶつかったら、フレームに傷が付きますから。

空気を入れるときも常にベースを足で踏んでおかないと倒れます。面倒なことこのうえなし!

うろ覚えですが、どこかのサイトに「ホースが長いので、前後のタイヤに空気を入れるときに、本体を移動させる必要がないから便利」みたいな宣伝文句が載っていましたが、どう考えても無理があります。常に踏んでおかないと倒れるので、本体を移動させずに手だけ前後のタイヤに伸ばして作業するなんて、そんなアクロバティックな格好はできません。

ハンドルは堅牢性と滑らかさが重要

空気を入れるときに握るハンドルは、力がかかるので丈夫でなければなりません。それと、手で握るので表面がスムースであることも大切です。凸凹があったり、角張ったりしていたら、痛くて握れません。

ジョーブロースポーツとアルミフロアポンプ BFP-04AGA

手にフィットするジョーブロースポーツ

トピーク・ジョーブロースポーツのハンドルは表面が滑らかで、段差がまったくありません。手にフィットする形状ですし、素材にしっとり感があるのですべることもありません。

手にやさしくないアルミフロアポンプ

一方のパナレーサー・アルミフロアポンプは、堅牢性こそトピークと同じぐらいだと思いますが、造りが雑。初めて空気を入れたとき、手が痛くて「こんなもの使えるかっ!」と怒りすら覚えたほどです。ただ、二度三度と使ううちに慣れてきて、痛みも違和感も感じなくなりました。人間、慣れるもんですねぇ。

ゲージポインターは静止しないと意味がない

どちらの空気入れにも、空気圧を測るゲージ(計器)がついています。ゲージには、目標圧を示すゲージポインターがついています。

ジョーブロースポーツとアルミフロアポンプ BFP-04AGA

手応えのあるジョーブロースポーツ

トピーク・ジョーブロースポーツのゲージポインターは、重みのあるダイヤル式。ゲージのまわりの円い輪とポインターが一体になっているので、動かす意志をもって手で動かさなければ動きません。なにかの拍子に動くことはないので、一度位置を決めたら、あとは気にしないでOKです。

存在意義がないアルミフロアポンプ

パナレーサー・アルミフロアポンプのポインターは、吹けば飛ぶような軽さです。さすがにポンピングの振動程度で動くことはありませんが、ホースや服が触れたら動いてしまいます。結果、ポインターを信じることができないので、いつもメモリを見て空気を入れなければならないので、存在意義がありません。

肝心なのは空気の入れやすさ

フロアポンプは、空気が入れやすくてナンボ。入れづらいのがストレスで、サイクリングに出かけるのが億劫になる……なんて本末転倒ですから。

ジョーブロースポーツとアルミフロアポンプ BFP-04AGA

ジョーブロースポーツは入れやすい、と思っていたけれど

トピーク・ジョーブロースポーツはいいんですよ、いいんです。空気入れやすいです。ずーっとそう思っていました。いや、実際、入れやすいです。でもアルミフロアポンプを体験すると、疑問に感じる部分が出て来ました。それは、ヘッドのバルブへの食い込みが甘いこと。

空気を入れるとき、ポンプのヘッドをバルブに差し込むのですが、食いつき長が短いので、ちょっと頼りなげなんです。ぐらつく感じがする、と言えば伝わるでしょうか。

ポンピングの途中で抜けることはありませんが、ときどき、途中で空気が入らなくなることはありました。そんなときは、一度ヘッドを抜いてから、やり直していました。

アルミフロアポンプが逆転ホームラン!

パナレーサー・アルミフロアポンプは、食いつき長が長いのです。その分、安定しているのでポンピングの最初から最後まで、ヘッドがぐらつくことはありません。もちろん、途中で抜けることも皆無。途中で空気が入らなくなるなんてこともありません。。

トピークもパナレーサーも、空気を入れるときに手に感じる抵抗感は同じです。一度のポンピングで入る空気の量も、ほとんど変わりません。でも空気の入れやすさは、ヘッドが安定している分、パナレーサーに軍配があがります。

総評

本体の安定性(倒れない)で選ぶなら、トピーク・ジョーブロースポーツの圧勝です。が、空気の入れやすさは、パナレーサー・アルミフロアポンプに分があります。

どちらも一長一短があるので、自分にとって「何がストレスになるのか」と、「ネットの価格変動」を見計らって(笑)買うのが吉でしょう。