チャリダー★ライターの「カクシゴト」

東京在住のライターは何を考えているのか?

「まだ図書館で調べてるの?だせー」と言う前に、こっそり読むべき一冊

人生をやり直したいと思うほど、衝撃を受けた本がある。『図書館に訊け!』 だ。これは図書館の上手な使い方を私に教えてくれた。

「はぁ? いまどき図書館?」と思うなかれ。著者は冒頭、こんな言葉で読者を挑発する。

図書館の怖いところは、利用者の関心やレベルに応じて、その相貌と機能を変えるところにある。このため、自分は十分利用できていると自認していても、知らず知らずのうちに稚拙な利用法で終わっていたりする。

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【私見訥々】なぜ企業のwebはつまらないのか?

この本を読んで、糸井重里のことが、ちょっと怖くなった。

『インターネット的』は今から14年前の2001年に書かれたものだけれど、見事に今のインターネットで起きているモノの売り方・買い方の変化を言い当てている。

たとえば、これからの商品についてはこんなふうに書かれている。

インターネット的 (PHP新書)

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ライターじゃない人のための文章作成法

「もう私の順番なの? この前書いたばかりなのに」

会社でゆるめなSNSを社員の持ち回りで書いている場合、書く順番がくるたびに憂鬱になる人は多いと思います。実際にそういう人を目にすることがあるのですが、見ていると、書けないパターンには2つあります。

  • 最初の1行でつまずく人……書くのは難しい、と思い込んで書けないパターン
  • てんこ盛りで話をまとめられない人……「あれもこれも、ぜーんぶ書きたい」と欲張りすぎて崩壊するパターン

今回は、どちらのパターンにも効くライティングのツボをお伝えします。4つのステップで、簡単に書けるようになります。

書きあぐねている画像
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誤植チェックは“知らない社員”にまかせよう

この手の話は、墓穴をほるってわかっているのですが、書いちゃいます。

企業のプレスリリースに誤植があると、「この企業、大丈夫?」と思います。

気になる誤植と、気にならない誤植

小さな企業のリリースなら、別に気になりません。大企業であっても、ブログやSNSならやっぱり気になりません。

でも、世界に名だたる大企業の公式プレスリリースとなると、間違っているカ所だけでなく、「このリリース、信用して大丈夫かな?」と思います。最近、見つけてひっくり返りそうになった誤植としては、

誤植チェック

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