峠を登ると、そこは支柱だった。峠には見晴らしのいい景色がつきものだけど、不動峠にはそれがない。あるのは頭上を立体交差する筑波パープルラインを支えるコンクリの柱と道路標識。視界が日常である。視界は日常だが、ゼーゼー息をしながら峠を登るという…
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