チャリダー★ライターの「カクシゴト」

東京在住の広報ライターは何を考えているのか?

オリンピックはスポーツのための祭典ではありません

今年、東京オリンピックの追加種目が決まります。選ばれた種目、選ばれなかった種目、それぞれの選手の歓喜と嘆きの顔が今から目に浮かびます。が、そんなことに一喜一憂するより、オリンピックに頼らずファンを獲得する方法を考えたほうがいいのではないかと思います。

なぜなら、オリンピックはスポーツを大切に扱わないからです。ソフトボールの憂き目が示すように、一旦種目から外れれば、たとえ金メダルを取った種目でも「ポイ捨て」です。公的な資金援助(強化費)は打ち切られるし、世間の熱狂も冷めます。

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加えていえば、今、オリンピックのためにいろいろな施設の改修が行われていますが、そのために一般人が使える施設が少なくなっています(使える施設に予約が集中して、コートの確保ができない状態)。市民からスポーツ施設を奪うスポーツの祭典なんて、しゃれになりません。

選手にとって、本当にありがたい人は誰なのか

オリンピックはスポーツのための祭典ではなく、経済と国威発揚のための祭典です。実際、東京が招致すると言い始めたとき、盛んにアピールしていたのは経済効果ですし、オリンピック開催中は全メディアが「ニッポン・チャチャチャ」になるわけですから。(ただし経済効果については、誘致時の見積の甘さが露呈し、国家的経営難に陥りそうな雰囲気ですが)

オリンピック種目じゃなくても人気のスポーツはあります。相撲とかアメリカのNFLとか。まぁ、それはあまりに大きな事例かもしれませんが、大切なのはオリンピックで爆発的な注目を集めることではなく、普段の試合を観に来てくれる人を増やす、ファンを増やすことじゃないでしょうか。

オリンピックが一時的にはその効果をもたらすことは否定しませんが、経済と国威発揚のための祭典ですから、過剰な期待は禁物です。それより、地方で成功しているクラブチームを見習ったほうが、長い目で見れば有益だと思います。

今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございます。ちょっと生意気なことを書きましたけど、スポーツファンとして、どうしても今のオリンピックはいただけないのです。