ロングライドにはスマホ・GPS以上に、意外とコンパスが役立ちます
サイクリングするときは、事前にルートを決めて、それをスマホかGPSなどの端末に取り込んで走る人が多いと思います。私もハンディGPS端末を使っています。
けれど設定したルートを実際に走ってみると、狭いうえに車で混雑していて走りづらかったり、工事中だったり、あげくの果てには端末が電池切れになったり。あ~あ、ということがありますよね。
しかも端末はハンドルに取り付けると重いし、不格好だし、コンビニで休憩するときは盗難防止のためにいちいち外さないといけないし……。
これじゃあ、楽しく走りたくてルートを決めたのに、決めたルートに振りまわされてストレスをためるようなもの。「なんとかしたいなぁ」と思って私が取り入れたのが、コレ。
昔ながらのコンパス、方位磁石です。5.5gと軽くて、コイン程度の小ささなので、ハンドルに付けても目立たないし重さも感じません(本体の裏がベルトを通せるようになっているので、100均で買ったベロクロで付けています)
決めていたルートが走りづらければ、目的地の方角を頼りに、走りやすそうな別の道を行っちゃいます。これさえあれば端末は不要とまでは言いませんが、端末はポケットかリュックにしまっておいて、ときどきルートから大幅にずれていないかチェックするだけでOKです。
目的地に着くまでの時間は、ルート通りに走るよりは多少時間はかかりますが、いい道を楽しく走りたいなら、コンパスは意外と使えるアイテムです。
※端末のデジタルコンパス機能は、いつの間にか方角が狂っていることがあるのでご注意を。