モンベルのサイクルシェルジャケットを1カ月使った感想は、蒸れる。
いやぁ、やっちゃいました。1万円超えの失敗。
暖かくなってきたので全面防風の真冬用ジャケットは卒業し、前面のみ防風で、背面は風が通る布地のジャケットを買ったんです。選んだのはモンベルの「サイクルシェルジャケット」。
モンベルは登山グッズで人気があるから、汗対策は大丈夫だろうと思って買ったのですが、いやぁ、まいりました。
むちゃくちゃ蒸れるんですよ、これ。これを着て走ったのは東京の2月の1カ月間。気温は最低3度~最高11度ぐらい。いずれも晴天の朝8時~昼2時ごろ。
走り始めて20分もすると、中が蒸れて気持ち悪くなるんです。そういう状態になると「やばい、このままじゃ風邪をひいてしまう」って心配になるじゃないですか。こうなると、サイクリングを楽しめない……。
インナーはパールイズミのアンダーウェアにしていたので、さすがに汗でびっちょりになることはなかったんですけどね。気持ち悪くてまいりました。
失敗した原因~誤読?それともひっかけ?~
これは、買うときにジャケットに付いていた解説札。
「クリマプラス・メッシュ」なんて蒸れなさそうな言葉と、風通しがよさそうな絵があります。でも、よーく見ると「蒸れない」とはどこにも書いていない。
あるのは「蒸れを放出」という言葉。蒸れを放出するということは、まずは「蒸れる」っつーことですね。着た感じでは、そういう意味にしか思えません。
ちなみにモンベルのサイトには「一年を通じて活躍します」と書いてありますが、それはムリ! 罰ゲームか我慢大会で活躍するというなら話は別ですが。
モンベルの名誉のために
前回のグローブといい、今回のジャケットといい、モンベルでハズレが続きましたが、嫌いなブランドではありません。
グローブは、クロスバイクで使うなら快適です。サイクルジャケットは、首回りから風が入らないように、でもきつくならないようにする工夫は気が利いてます。ブランドロゴが目立たないのも、私は好きです。
自転車好きの社員が企画制作に加わるようになれば、いい線をいくようになるんじゃないかと思います。もし現時点でそういう社員がいて、このジャケットを作ったのなら……謎のセンスです。
今後に(一応)期待します。
#懲りずに夏のサイクルウェア、買ってみるかな。どうしようかな。サイズがあればパールイズミにしたいんだけど、パールはなかなか合うサイズがないんだよなぁ。
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