【私見訥々】1/1=1/365
子どものころから不思議だった。どうして1月1日だけ、特別なのだろう?
「年に一度のお正月」って言うけれど、1月2日だって4日だって、8月10日だって、9月7日だって、いつだって年に一度だ。365分の1の貴重な日だ。
どうして1月1日だけ? はてなの今週のお題も「年末年始の風景」だし。
年越しの瞬間、何してた?
「年越しの過ごし方が、そのまま新年の過ごし方になる」いつだったか、そんな意味のことを誰かに言われたか、本で読んだか、webで読んだか、ラジオで聞いたかしたことがある。
仕事に追われているうちに年を越せば、仕事が絶えない一年に、家族団欒の時を過ごしていたなら、そういう一年にってことだったんだけど、「そんなこと、ないぞ」って強く思ったのを覚えてる。
誰もがハッピーな時間のなかで年を越せるわけじゃないからさ。
年越しの瞬間がハッピーじゃなかったとしても、大丈夫。365分の1に引きずられるほど、残りの364日は軽くはない。それに、人はいつだって変われるのだから。
年越しの瞬間がハッピーだったとしたら、それはとてもハッピーなこと。特別な時間を特別に過ごせたのなら、きっと残りの364日もそうできる。そういう人には、そういう力があるのだから。
いつもより少しだけの毎日を
元旦の東京はいつもより静かで、空は青く、道は空き、空気が澄んで、富士山が見えて、撮影ポイントで出会した自転車乗りと「おめでとうございます」なんて挨拶をかわした。
元旦の東京は、いつもより気持ちよくて、いつもより少しやさしい。毎日がこうだと、いいんだけどなぁ。
写真は「東京には海がない」なんて舌の根の乾かぬうちに行ってきた東京の海、台場。水平線も波もないけど、やっぱり水辺はいつものように気持ちよかった。
Ride safe and fun!
きょうも、いつものように最後まで読んでくれてありがとうございます。
私は、年越しはなるべくいつもと同じように過ごすようにしています。今年は本を読んでいたら2016年になっていました。
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